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1224gで産まれた命と向き合った日々の記録

切迫早産 -緊急搬送-

1224gで産まれた命と向き合った日々の記録

 

 - 前回までのまとめ -

妊娠経過に何の異常もなく安定期に入り、産休まであと少しになった27週 妊娠7ヶ月。体のしんどさを感じるようになり、少量の出血がありすぐにクリニックを受診しました。診察で問題が無くホッとしたのも束の間、翌日の夜に陣痛が来たのでした。朝まで様子を見ようと我慢しするも痛みは引かず、4分間隔になってクリニックを受診。結果、子宮頸管6mm、子宮口は2cm開いており、医大へ緊急搬送されました。

 

 クリニックから医大へ緊急搬送された私は、「もうお産が進んでいます。NICUの受け入れ準備は整っているから安心してください。頑張りましょう。」と言われました。

 命は助かっても、まだ7ヶ月。どうにもならないのかと、泣いて縋りました。

 と、そこで担当医が変わりました。

 

●クリニック当直の先生A

医大からの応援で当直。クリニックで私を診てすぐに医大へ連絡。その後クリニックで当直の続き。イケおじ。寝ていない。

●搬送先医大の先生B

ちょうど勤務交代前で私に遭遇。

●搬送先医大の先生C

ギリギリで嫌な患者をバトンタッチされた、超しごでき美女医。寝ていないのに綺麗。先生Aと同じクリニックに曜日指定で応援に行っている。

 

 改めて、私の担当医になった先生Cは「ギリギリまで様子見れない?」と口を挟んでくださいました。前駆陣痛か本陣痛か、投薬してギリギリまで見定めようという提案です。

 先生の説明によれば、本陣痛を薬の力で制御する事は不可能だそうです。が、前駆陣痛は薬での制御が可能とのこと。とにかく少しでも長く赤ちゃんをお腹の中に留めるため、やれる事はやろうと判断されました。

 結論、陣痛は前駆陣痛で、一時的に薬の力で抑えつける事ができました。(翌日、先生Bが「うそ...抑えられたんだ...」とびっくりされていました。)

 ですが、さすがに一度進行したお産は完全には引かず、陣痛はどんどん強くなり続け、薬を最大濃度まで足しても抑えきれないようになり、四日後の夜、本陣痛に変わりました。